【4日目】
10月29日
足摺岬〜愛媛県:佐田岬〜(フェリー)〜九州上陸〜
大分〜(大分道・九州道)〜福岡県:博多万葉の湯(泊)




「建物の向こうに露天風呂が有るらしい。」
「それって海を一望しながら温泉ってこと?良いなぁ〜。」

「しかも貸切状態だったそうだ。」
「ちなみに、今のとこ大丈夫だけど、お昼くらいから雨だそうよ…。」

「また?勘弁して欲しいよなぁ…ぶつぶつ…。」





「…。」

「…。」




「…。」

「そろそろ何かしゃべれよ…。」
「ぐったりんこ。。。。」

「そりゃ俺もだよ…。なんてったって宇和島からずっと雨だもんなー。」
「大分自動車道に入ってからはミゾレになってたし…暗いし…風強いし…寒いし…もう嫌ぁもう嫌ぁ〜!」

「別府附近で通行止めだった時はどうなるものかと思ったな、お先真っ暗って感じで。」
「でも降りようかと思ってたICの直前で解除になった時は、神が降りたと思った!
結局その後は真っ暗で霧も出て散々〜〜〜」

「まぁまぁ…。もう少し走ればだいぶ明るく暖かくなってくるだろ。」




「やった着いたー!わーいわーい♪」

「やれやれだぜ…。」




「ここはもしや去年の夏ボヤキMが開かれた万葉の湯、博多!!」

「今回は貸切風呂付きの部屋らしいぜ?
それにしても、二人ともさっきまでぐったりしてたクセに…。」


【5日目】
10月30日
博多〜かずぼうメモリーズ〜あきらさんと合流〜佐賀県:虹の松原〜
長崎県:西海パールライン〜R202〜実家(泊)




「翌朝…まだ夕べのテンションが残ってやがるな、いい加減目を覚ませ…。」
「だって今日はこんなに良い天気ジャン♪」




「ここはどこ?」

「俺もちょっとだけいたんだが、かずぼうが大学生時代に3年半住んでたアパートらしい。」
「ふーん、ぼろっちいのねー。」

「バイク屋所有のアパートで、バイク用車庫付きという高待遇だったな。
部屋はシャッターの真上で、出入する度に起されていたそうだ。」







「お次は大学だ。」
「かずぼう、何すかしてんのー、ぷぷぷ〜♪」

「右下の写真、まるでフィル・コリンズのアルバムジャケットみたいだ(笑)」
「かずぼうはここで大学生活を送ったのね。。。シミジミ」




「そして、あきらさんの仕事場拝見〜♪」

「うへぇ〜、こんな川っぺりにバイク屋作って客来るのかよ?」
「依頼修理とか有るから、場所は関係ないみたいね。」

「あぁ…そういや東京からカスタム依頼で送って来ているBuellが一台有るなぁ。」
「ぐふふ…イタズラしときましょ♪」





「お、おい、そんなジロジロ見るなってば!」
「まぁ見てもらいなよ〜、ここまで酷使されてるんだからさ。」

「うへぇ、くすぐったい!」




「まーお幸せそうなお二人で(笑)」

「そういや新婚旅行なんだっけか(笑)」
「ちなみに私もチェーン調整と空気圧入れてもらったわ♪」




「あきらさんが途中まで送ってくれるってさ♪」

「さっきは二人にラーメン奢ってたしなぁ。以前は俺も世話になったもんだ。」
「それに、なんてったって二人の愛のキューピッドだもんね(笑)」





「かなり走ってきたけど、あきらさんともここでお別れね…。」

「それにしても、良くあそこまで抜け道知ってるよなー。」




「なんじゃこりゃ(笑)」
「あ〜ん、せいちんが妖気感じまくり(笑)」

「それにしても、今回もまた世話になりっぱなしだったなぁ、ありがとよ、あきらのダンナ!」




「虹の松原〜快適〜♪」





「ありゃ、渡る橋間違えたぞ?」
「も、もしかしてUターン?まぁ広いから大丈夫かぁ。」




「はぁ〜やっと長崎に着いた〜。」

「やれやれだぜ、まぁった道間違えたから相当遠回りしたぞ…。そのままルート変更してれば良かったのに。」
「なんでも九州ボヤキツーで走らなかった国道202号を一緒に走りたかったんだってさ。」

「夕日でも見れれば良かったろうに、迷ったせいで全く見えず仕舞いだったしよ。」
「まぁまぁ。」




「ん?ガキども?パスパス!」
「まったくもぉ〜。二人ともお腹を空かせて待っててくれたのよ」
「ん、ケーキ…なんかあったのかよ?」
「今日は、せいちんの29歳の誕生日なのでした〜〜!」


次の日〜